おすすめの授業について教えてください

南田勝也教授の「ポピュラー音楽論」です。普段わたしたちは新しい音楽を知ろうとするとき、TikTokの音楽紹介やApple musicのおすすめ機能などを駆使することが多いと思います。それも非常に便利な機能なのですが、本当に音楽が好きならば、今聞いているアーティストが影響を受けた、そんなルーツ的な音楽に触れてみたいと思いませんか？普段の生活の中だと、ハードルが高いと思ってしまうような音楽も、この授業を受講すると、教授のシュールだけど熱烈なトークと、なぜこの曲が受け入れられてきたのかという背景を知ることができるため、より一層音楽が好きになれます。武蔵大学にしかない非常に魅力的な授業です。

どんなサークルに所属していますか？

軽音楽系のサークルに入っています。武蔵大学の軽音楽サークルは4つもあるため、気になっていても迷ってしまったり、入って馴染めなかったらどうしよう…などと思ってしまいやすいですが、どのサークルでも「音楽が好き」という気持ちをもっていれば、楽しく過ごせると思います。先輩も心から音楽を愛している優しい方々のため、非常に居心地が良いし、切磋琢磨できる環境のため、練習に集中でき、技術も向上しました。大学入ってから楽器始める人も多いので、迷っている人は気軽に軽音サークルを見に来てほしいです！

将来の目標について教えてください

私は音楽が非常に好きで、どうしても音楽に関わる仕事がしたいと思っています。音楽に関わる仕事といえば「アーティスト」そのもののイメージが強く、それ以外で音楽業界に入るために今から努力できることを考えると、ぱっとは思いつきづらいかなと思います。自分自身もバンドをやっていなければ、音楽の熱意はあるのに、行動に移せない不完全燃焼な気持ちになっていたと思うので、将来音楽業界を目指す人々がとっつきやすい「きっかけ」を作れるようなそんな活動をしていきたいと考えています。

武蔵大学のどんなところに魅力を感じていますか？

四季によって姿を変える歴史あるキャンパスが何よりの魅力だと思います。この自然があったからこそ作れた音楽や、筆が進んだレポートもたくさんあります。個人的に3号館がお気に入りで、少し年季の入った階段や手すりはすごく落ち着きます。歴史ある建物だと少し不安になるであろうトイレなどはちゃんと建て替えられたりしているので、不快感などを感じることなく、建物の良さを味わえます。

ゼミについて教えてください

武蔵にはいろいろな種類のゼミがあるので、自分が学びたいことに沿ってゼミを選べるのが魅力だと思います。授業は少人数で行うため、先生に気軽に質問しやすかったり、ゼミ生同士で仲を深めやすかったりするので、学びをより深められるのが強みです。

サークルには所属していますか？

軽音サークルと文芸部と映画サークルに入らせていただいてます。最初は軽音だけだったのですが、そこでできた友人に誘われて他のサークルにも参加させていただいた形です。武蔵大学はサークルの掛け持ちが可能なのと、ほんと多種多様なサークル、部活があるので、気軽に色々な人たちと関われるのがありがたいですね。趣味の共有だけでなく、そこでできた縁が授業や思わぬところで繋がったりするので入ってみて損はないです！

武蔵大学を選んだ理由を教えてください

もともと海外に住んでいた私は「通うなら日本の大学に進学したい」と考えてたところ、ちょうどその年から武蔵大学に帰国生入試枠が新設されたのを知り、出願させていただきました。入試当日は朝から緊張していたのですが、面接官の先生方がとても優しく、気づけばリラックスできて臨むことができました。また江古田の風情ある街並みと綺麗なキャンパスに魅了され、この大学で学んでみたいと帰りの電車で強く思ったのを覚えています。

経済学部の授業について教えてください

経済学部は、対面とオンラインを組み合わせた授業が多く、家から大学まで距離がある人や、部活・サークル・アルバイトなどにも力を入れたい人にとって、学びやすい環境だと感じます。私も、授業とそれ以外の活動をバランスよく両立できています。

就活を進める中で、キャリア支援センターのサポートはどのように感じましたか？

武蔵大学のキャリア支援センターの職員の方々は、とても親身に話を聞いてくださるので、どんな小さな悩みでも相談しやすい雰囲気があります。まだ進路が決まっていない段階でも、興味がありそうな業界や企業を紹介してくださったり、就職活動の始め方を丁寧に教えてくださったりするので、とても心強い存在です。

武蔵大学の魅力を教えてください

武蔵大学の魅力は、少人数授業です。発言しやすく、先生との距離も近いので、安心して授業に参加できます。1年生の英語の授業で仲良くなった友人とは、ゼミも一緒に選んで、3年生の今でも仲良くしています。少人数だからこそ、深いつながりができるのが魅力だと思います。

ゼミに入って成長したと思うことは？

多様な人と円滑にコミュニケーションを取りながら、一つの物事を成し遂げる力です。私が所属するゼミでは、江古田キャンバスプロジェクトや組織論の研究など、さまざまな活動に取り組みました。その中で、相手が本当に伝えたいことを引き出す「傾聴力」や、自分の考えをわかりやすく伝えるための「論理的思考力」など、他者と関わる上での基礎的な力を身につけることができたと感じています。

キャンパス内で好きなスポットは？

10号館側に流れる小川の前にあるベンチです。武蔵大学は都内とは思えないほど自然が豊かで、大学と武蔵高中の間には小川が流れています。お昼休みや授業の合間に、自然を感じながらゆったりと過ごす時間がとても好きです。

キャリアセンターは利用していますか？

はい、大いに利用しました。入学当初は明確な将来の目標がなく、就職活動に不安を感じていました。しかし、キャリアセンターの担当の方との面談を重ねる中で、自己分析の方法や業界研究の進め方などを丁寧に教えていただき、自分が納得できる進路を選ぶことができました。就職活動は「どれだけ自分が納得できる選択をするか」が大切だと思うので、そのサポートをしていただけたことにとても感謝しています。

武蔵大学の魅力を教えてください

武蔵大学は小規模だからこそ、自分が本気で取り組みたいことを見つけやすい環境があります。学部を超えて学びたい人には学部横断型ゼミナール・プロジェクト、地域貢献に興味がある人には地域プロジェクトのゼミ、趣味を深めたい人にはサークルなど、挑戦できる機会がたくさんあります。自分の興味に素直に、充実した大学生活を送ってください。

おすすめの授業はありますか？

学部横断型ゼミナール・プロジェクトがおすすめです。他学部の人と一緒に学びを深められる貴重な機会であることはもちろん、自分の学部での学びを実践に活かすことのできる場でもあります。このゼミでは、ひとつの事に対して全力を注ぐ経験と大きな達成感を得ることができます。忙しく大変なこともありますが、とても充実した濃い時間を過ごすことのできる授業です。

アルバイトは何をしていますか？

個別指導塾で講師のアルバイトをしています。たくさんの子どもたちと関わり、コミュニケーションを取ることの楽しさを実感しています。ただ勉強を教えるだけではなく、多様な人と関わる経験ができるので、私自身の成長に繋がっていると感じています。ぜひ自分のためになるアルバイトを見つけてみてください。

受験勉強のコツは？

受験勉強のコツは自分を追い込みすぎないことです。辛い、苦しいと思ったら友達や家族に頼ったり、勉強から離れてリフレッシュする時間を作ることも大切です。また、人と話すことはとても良い息抜きになると思います。ひとりで頑張りすぎず、周りの人とのコミュニケーションを取ることを忘れないでください。応援しています！

高校と大学の授業の違いを教えてください

高校では教えられた内容を「受験」や「定期テスト」という大きな目標に向けて頑張って覚えたりしましたが、大学ではただ覚えるのではなくちゃんと物事の本質を理解し、それを将来どう役立てていくのかを、そしてこれからどうすべきなのかを深く考える必要があり、春学期の初めはとても大変でした。

大学生活について教えてください

大学には色んなバックグラウンドを持った人がいるので、多様な人と関われるのがとても楽しいです。上京してきた人、高校の時に何かを成し遂げた人など本当に色んな人がいます。そのような人たちと関わる事で自分にとっても良い刺激になるし、毎日が発見の連続なのでとても面白いです。

就職に関して努力していることはありますか？

英語の勉強を頑張っています。今や就活において英語力は欠かせない要素となっているので、英語力で周りから遅れを取らないようにしています。受験期に死に物狂いで英語を勉強していたので、その努力を無駄にしないためにも継続して英語の勉強をしています。

受験勉強のコツは？

受験勉強は挫折の連続です。私自身も模試の結果が良くなくて挫折し、周りの友達と比べて自分が劣っているように感じて挫折しました。しかし挫折をすることは当然です。全てがうまくいく事はありません。なので、来年の春に笑顔で堂々とキャンパスを歩くために努力を決して怠らないでください。みなさんと一緒に学べる日が来ることを楽しみにしています！